カテゴリー: 学科生活

No.294「研究室5週目突入」

いつの間にやら5週目に突入。
相変わらず論文を読んだり
本を読んだりする毎日です。

最近は特に免疫系や
社会の中の秩序構造に
興味をひかれています。

というのも、この土日、
宮台真司の本を読んでいて
「数理社会学」というワードを
知ってしまったのです…

社会を数理モデルで、
定量的にとらえるという
手法とか思想とか、
もうあるのか…!

と感激しつつ、

物理学をきちんとやらねばだぞ、
安易な方だと思って
追いかけてはならん、と
ブレーキをかけています。

免疫学は、
最近親知らずを抜いたときに

「人間ってこんなに
身体が傷ついたり汚れたりしても
生きてられるの、すごいな…」

「それを維持してるのって
免疫系だよな」

という、これまたひとつの
秩序を守るものとして
興味をもった次第です。

もっといろいろ知りたい。
知りたいことが多すぎる。

ちなみに3週目の終わりに、
案の定〆切に追われて

「私はなにもできないいい
情けないいい」

とか泣きながら帰りました…
不審者やん…

いまは元気です!大丈夫!

カテゴリー: 学科生活

No.292「すいみんの秋」

研究室では、論文を読んだりしております。
読んでいますとまあ必ず、

あれ、わかんないぞ。
という部分が出てくるわけですね。

そうしますと、文字を追うよりは
一度目を閉じて考えたりもします。

で、こう気づくと夢の国だったりね。
秋だからかな。

…いや、一年中か。

カテゴリー: 物理学

No.291「蔵本モデル」

今日の方程式。

同期現象を記述する、蔵本モデル。
その最もかんたんな場合を表す
方程式です。

リズムをもつものが集まったとき、
それらが相互作用して
リズムが揃えていく様を
表すことができます。

たとえば、ホタルの光。
東南アジアでは、
ひとつの木にとまった蛍が
一斉に明滅するそうです。

たとえば、心臓の拍動。
一つ一つの細胞が
リズムを刻んでいて、
それらのリズムが揃って
全体として拍動しています。

私とあなたも、
相互作用でつながっているのかも。

カテゴリー: 物理学

No.287「研究室後期2週目」

後期が始まって2週間が経ちました。
いまは卒業研究のために読む論文を
選んでいるところです。

諸行無常な自然界で、
どうしてパターンや形が
保たれるのか気になって、
それに近いテーマをもつ論文を
なんとか読み進めています。

先輩や研究室経験のある人に
「いまが一番いいときだ、
これから辛くなる一方だからな」
とたくさん脅されています。こわい。

確かにそうでしょうね…
やるべきことも教えてもらえるし、
特にきつい〆切もない状況なので、
いまはかなり恵まれています。

いろいろ遠慮せずに
(今後の記録のためにも)言うと、
興味に従って勉強できているので、
いまはとても楽しいです。
やっと大学生らしいことが
できていると思います。

しばらくしてどんな風になっているか…
〆切に追われて泣いてるだろうな…たぶん。

カテゴリー: 物理学

No.286「あるくと物理1」

だいぶ秋らしくなりましたね。
毎日ごはんがおいしいです。

今日は後期研究室、2週目です。
先週に引き続き、興味のある分野の
論文を漁っていました。

そこで見つけたのが、
歩行者の集団の動きを
シミュレーションする研究。

ビルや駅の構内で、
歩行者がどのあたりを
どれくらいの速度・密度で歩くのか、
モデルと実証実験を使って調べたものでした。

歩行者と似た動きをするモデルを作って、
その集団が、ある場所に置かれたとき
どのように動くのか、計算しているのですね。

混雑解消や建物のデザインに
役立てられているようです。

どのように人間をモデル化するのか?
続きはまた今度。