今日の方程式。
神経細胞のふるまいを再現する、
フィッツヒュー・南雲モデル。
ホジキン・ハクスリーモデルという
モデルをかんたんにしたもので、
生物リズムを表す代表的な方程式です。
この方程式の特殊な場合が、
ファン・デル・ポール方程式。
こちらは真空管を用いた
電気回路についての研究から生まれました。
見た目には異なる現象も、
数理モデルにすることで
現象の核となる部分が取り出され、
同じ核をもつ現象とつながっていきます。
こういうところも、
物理学のおいしいところというか、
おもしろいところだと思います。